銀行の金利が安い理由

1. 普通預金と定期預金

銀行にお金を預ける方法として、普通預金と定期預金があります。
普段多くの人が利用しているのが普通預金です。
普通預金では預入や引出が自由に出来るのがとても便利です。
普通預金なら光熱費の支払いや、クレジットカード代金の引き落としなどにも利用され、生活をするには欠かせない存在です。
定期預金では、普通預金のように自由にお金を出し入れできるというわけではありません。
基本的に、いつでも預入をすることは出来るのですが、引出しの場合は満期日まで利用できないこととなっています。
定期預金の満期は1ヶ月や3ヶ月といったものから、最長10年が満期となるものもあります。

1-1. 金利は普通預金と定期預金どちらが有利?

普通預金は使い勝手がよく、現代の生活の中では必要となる存在です。
定期預金はお金の出し入れが制限され使い勝手が悪いのですが、普通預金と比べ大きなメリットがあります。
それが金利です。
普通預金では金利はほどんどつきませんが、定期預金で満期日が長くなればなるほど、大きな金利が付くのがメリットです。
そのため、預金するのなら定期預金がとてもお得です。
普通預金でお金をおいておけば、突然の出費でもすぐに対応することができるのですが、金利はほとんど期待できません。
ある程度のお金を普通預金に預けておいて、それ以上のお金は定期預金に預けることが賢い利用方法と考えられます。

2. 日本の銀行ははなぜ低金利なの?

日本の銀行の定期預金にお金を預けても、低金利過ぎてあまり意味がないと感じている人もいるのではないでしょうか。
この低金利である理由がデフレです。
最近の政府は、デフレを改善させるための政策を色々とっているようですが、銀行の金利には反映していません。
デフレになると、物価が低下します。
この物価の低下によって企業の収益が圧迫され、企業が設備投資などを控えるようになります。
銀行は企業が設備投資などをするためのお金を借りてくれることで大きな利益を得ています。
そのため、銀行もこれから先、大きな利益が見込めないため、定期預金などの金利も控えることとなります。

3. 外貨預金とは?

お得に銀行にお得にお金を預けたいと考えている人の中には、外貨預金という言葉も聞いたことがあるのではないでしょうか。
外貨預金とは、円を外国の通貨に交換をして預金をする方法です。
日本の金利はデフレにより、外国よりもとても低い金利が設定されています。
そのため、日本よりも金利の高い通貨によって預金することでお得にお金を預けることができます。
また、通貨は常に変動しています。
最近では、円はドルに対して円安方向に進んでいて、円が高いうちにドルに交換をしておくことにより、今以上に円安方向に進むことで、また円に交換したときには大きな利益となることもあります。
外貨預金や外貨定期預金を上手く使えば、円預金や円普通預金、円定期預金よりも大きな利益が期待できます。

4. 定期預金の種類

日本は、大きな借金を抱えている国でもあり、今後の年金が本当にもらえるのかという不安があり、自分で老後のために資産運用をしたいと考えている人が増えているようです。
しかし、株式投資などといった投資では大きなリスクがあり、資産を増やすどころか、資産のほとんどを株で失ってしまったという人もいます。
そんなリスクのある資産運用の方法の中でも、リスクが少ない資産運用方法として人気があるのが定期預金です。
定期預金にはいくつかの種類があり、自分の目的に合った資産運用をすることが可能です。
定期預金と聞くと、満期までお金を預けないと利息が得られないと考えている人もいますが、最近では定期的に利息がもらえるものや、1週間や2週間の短期的な定期預金もあり、資産運用には最適な方法です。

 

4-1. 利息分割受取型定期預金

以前から利用されている定期預金では、満期日までお金を預けることにより、預けたお金と一緒に利息が受け取れるという仕組みでした。
利息分割受取型定期預金は、あらかじめ指定した期間ごとに利息を受け取れるという定期預金です。
従来の定期預金では、10年物なら10年もお金を預けていないと、指定されていた利息を受け取れないというものでしたが、この利息分割受取型定期預金では、毎月や隔月などの指定した単位で利息がもらえます。
預入金額もスーパー定期やスーパー定期300、1,000万円以上の大口定期預金として預入することができ、利息を定期的に得たいという人には最適な定期預金です。

 

4-2. 期日指定定期預金

期日指定定期預金とは、預入後に自分で満期日を指定できるというものです。
多くの定期預金では、満期日があらかじめ決められています。
そして、その満期日までお金を預けていれば利息を受け取ることが出来ます。
しかし、突然の出費などにより途中で解約をしたいということも起こります。
満期日が指定されている定期預金では、途中で解約してしまうと、指定されていた利息が受け取れないようなものもあります。
この期日指定定期預金なら、自分で好きな満期日を決められるので、途中で解約をする可能性のあるような人には最適な定期預金です。
ただ、1年間の据え置き期間が必要となります。

 

4-3. 変動金利定期預金

変動金利定期預金とは、一定期間ごとに金利が見直され、金利が変動する定期預金のことを言います。
スーパー定期などは、預入したときに決められた金利が満期日まで適用される固定金利となっていて、どんなに景気が回復して、多くの定期預金が高い金利を適用していても、固定金利の定期では預入したときの金利が適用されることになります。
しかし、この変動金利定期預金では、金利の上昇が見られれば、今適用されている金利が見直され、金利を高い設定に変更されます。
ただ、金利が低下するような状況では、この定期預金の金利も下がることがあります。

 

4-4. 定額貯金

定額預金はゆうちょ銀行が提供しているもので、預入してから6か月経過すれば自由にお金を引き出せるというサービスとなっています。
このサービスは、少額からの預金が可能となっているため、幅広い人が利用することが出来ます。
定期預金と聞くと、大きなお金がないとあまり意味がないのではと、感じている人もいるのではないでしょうか。
しかし、お金を増やすためには出来るだけ支出を抑え、お金を貯める努力が必要です。
しかし、自由に使える普通預金としてお金を預けていると、つい使ってしまいます。
この定額預金は1,000円から預金することができ、預金すれば6ヶ月は使うことが出来ないため、なかなかお金を貯めることが出来ないという人には便利なサービスです。

5. 定期預金のメリットデメリット

定期預金は資産運用としても活用されていますが、今の低金利の状態を見るとあまり意味がないと感じる人も多いのではないでしょうか。
資産運用によってお金を増やすという点では、ほとんど魅力のない方法となるのですが、この定期預金にも考え方次第で大きなメリットとなることもあります。
今の金利の状態の定期預金は、自分でしっかりとお金の管理が出来るという人にとっては、魅力のない商品となります。
しかし、多くの人がお金を貯めたいと思っても、なかなか貯められないという人がほとんどです。
そのような人の強い味方となってくれるのが、この定期預金です。

 

5-1. 普通預金よりは金利が高い

この定期預金のメリットとしてまず挙げられるのが、普通預金よりも高い金利でお金を預けることが出来るという点です。
もしものためにと、普通預金に多くのお金を預けていても、結局使うことがないということはよくあります。
今の生活スタイルでどのようなことが起こるのかを想定し、その起こったことに対応するにはどの程度のお金が必要かが分かれば、それ以上のお金は定期預金に預けるほうがお得と考えることが出来ます。
必要以上に、普通預金でお金を持っているよりも、少しでも金利の高い定期預金に預けるほうが、少しずつでもお金を増やすことが出来ます

 

5-2. 中途でお金を引き出すことができない

定期預金のメリットは、金利だけでなく普通預金のように簡単にお金を引き出すことが出来ないという点もメリットとして挙げられます。
お金がなかなかたまらない理由が、簡単にお金を使える状態が悪いと考えることが出来ます。
誰でも自由に使えるお金があれば、自分のためや自分の大切な人のために使いたくなります。
しかし、お金を貯めるためにはそれを我慢しながら生活することが必要となります。
定期預金にお金を預けることにより、お金が簡単に使えない状態にすることが出来ます。
将来のことを考えるのなら、一定の蓄えは必要になります。
この将来のためにも定期預金を上手く活用してみてはいかがでしょうか。